映画「あん」を見て

こんにちは靴屋楽ちん代表の小林茂です

私はここ数年なぜが映画をよく見るようになりました。月に1~2回は行きます
単純に楽しむだけで、俳優・監督・脚本など何もこだわりません
いつもは一人で行きますが
先日久しぶりに夫婦で映画を見に行きました

日本映画「あん」
すばらしい映画でした
キャッチコピーの「やりのこしたことはありませんか?」にも心ひかれました

職人の気持ちが表れる場面が印象的でした
映画の中で主演の樹木希林さんが小豆に話しかけるシーンがあります
ぐつぐつ煮立っている釜のなかの小豆に「がんばるのよ~」と
早朝から6時間以上かけて手間ひまをかけて
こんな愛情・情熱をそそがれてつくられたあん(どら焼き)は美味しいに決まってます

楽ちんに、このシーンを置き換えると・・・

手作業よる最終仕上げを行う

お手入れ(靴磨き・靴の修理)する靴に、「この一年よくがんばってくれたね、ありがとう」
作成している中敷きにむかって「足にうまくフィットしますように!」と声には出しませんが、そういう想いで作業してます

本日もお客様との良い出会いがありますように!
スタッフともどもお持ちしております

靴屋楽ちん伏見本店
京都市伏見区竹田七瀬川町378パデシオン1F
TEL075-646-3092
定休日 月曜
営業時間 10時~19時

マイスターと京都で再会

こんにちは靴屋楽ちん代表の小林茂です

先日、私の靴業界での先生でもある”ベーレ”さんと再会した時の話です


小林     ベーレさん  三条店にて

ベーレ先生はオーソペディシューマイスター(整形外科的知識を持つ靴職人)の資格を持ち日本で指導や講演活動されています

私はベーレさんに10数年前オーソベデイシューテクニック(整形外科的は靴・中敷の技術)を指導いただきました
当時、東京浅草に2か月に一度のペースで(1泊2日)3年以上通いました

足靴に関する知識はもとより、解剖学・運動力学・病理学なども勉強しました
足は身体の基礎(土台)となる重要な部分なので、靴は単なる「物」でなく靴を通して、お客様の「健康」に関わっている
という想いがあり、当時は必死に勉強しました
勉強すればするほど、内容が奥深くなり、勉強に終わりがないことを感じました

普段は優しいマイスターも、実技の授業は厳しかったですね
自分では完成したと思う作品でもマイスターの厳しい目でみると多くのダメだしをうけました
どちらかと言うと劣等生の私でしたがよく面倒をみてもらい感謝しています

近い将来、京都でもマイスターと一緒に仕事できる機会をつくればと考えています

靴屋楽ちん伏見本店
京都市伏見区竹田七瀬川町378パデシオン1F
TEL075-646-3092
定休日  月曜
営業時間 10時~19時

「足に優しいサンダルの選び方」

こんにちは、靴屋楽ちん代表 小林 茂です

ここ数日、気温が30度を超え、夏を思わせる天気が続いています
いよいよ、サンダルの季節ですね。ということで
今回は「足に優しいサンダルの選び方」についてお話します

素肌に履くサンダル選びは、靴以上に注意が必要です

①足がゴソつきやすい方
⇒足をしっかり固定するベルトタイプ
足がゴソつき不安定な状態だとゆびさきに不要な力が入り疲れます
足がしっかりホールドされると無駄な力が入らないので疲れません

※ベルトが全面開放できるので脱ぎ履きしやすい
足幅をマジックベルトでしっかり合わすことができる

②歩くのを重視する方
⇒カカト周りを固定するタイプ
カカト周りを支えられると足が安定します。
より靴に近いタイプと言えるでしょう

※かかとがあるか否かで、はき心地(歩き心地)が格段に良くなります

③タコ、魚の目などで足裏が痛くなりやすい方
⇒クッションインソールで足裏をしっかり支えるタイプ
土踏まず(縦アーチ)をしっかり支えるので圧が分散されます
さらに、表面にクッション素材が含まれているタイプだと肌あたりがソフトです

※(足裏が痛くて)サンダルをあきらめていた方でも、このクッションインソールタイプで
また、履けるようになったと喜びの声をいただいています

④その他
肌が敏感で靴づれしやすい方
はじめの数回はソックス着用して革を履きならすことをおすすめします

旅行で長時間歩く方
サンダルで心配なら、やっぱり「靴」を用意しましょう
例えば、遺跡めぐりは「靴」で、街のお買い物は「サンダル」でという風に
履き分けしましょう!

以上参考に、快適なサンダルでお出かけできることを願っています

靴屋楽ちん伏見本店
京都市伏見区竹田七瀬川町378パデシオン1F
TEL075-646-3092
定休日 月曜
営業時間 10時~19時

「蘭」と「お客様」ダブルで復活

こんにちは靴屋楽ちん 代表 小林茂です
先日6年ぶりにご来店いただいたU様のお話です

大きな「蘭の花」をお持ちいただきました。この花は
実は楽ちん伏見本店が9年前に移転オープンしたときに
取引先から記念にもらった「蘭の花」だったのです。

開店オープン後、花は数か月で枯れてしまいます。
その蘭の花もあと1ヶ月ほどで枯れてしまう状況でした。

U様が鉢植えの蘭なら、うまく育てると生き続けるからといわれ
U様に育ててもらうことにしました。

そして月日が流れ、6年ぶりにご来店いただきました

6シーズン履きこんだサンダルをお持ちいただき修理でお預かり。
(底全体の張替、中敷クロス交換してまだまだ使用できます。)





そして新しくサンダルとシューズをお求めいただきました。
本当に長いお付き合いさせてもらっています。
「蘭」と「U様」、これからも長いお付き合いができればと思います

靴屋楽ちん
●伏見本店
京都市伏見区竹田七瀬川町378パデシオン1F
TEL075-646-3092
定休日 月曜
営業時間 10時~19時