構造別「オーダーインソール」の特徴と選び方 京都 靴屋楽ちん

ここ数年、靴と中敷を扱う店舗が増えました。オーダーインソールにもいろんなタイプがあります。

●一般に多く普及しているタイプがスポーツ系店舗などにみられる【熱形成型】です
はじめから中敷が完成されているものが多く、中敷を温めその上に足をのせる。土踏まずの高さに合わせます。

良い点
厚みが薄いのでスニーカーなどに入れるのに相性がよいです。
その場で30分ほどでできるので手軽です。 料金は8千円~1万3千円ぐらいです。
土踏まずの高さをあわせフィットさせるのに有効です。

良くない点
中敷の表面は加工できないのでトラブル(外反母趾・魚の目・タコなど)には向いてないと思います。

●靴屋楽ちんのタイプは【ブロック削りだし型】です
①3次元側圧測定器で、足型を3次元データで測ります

3次元足圧測定器で測定中

②そのデータをもとに、縦アーチ・横アーチの高さを入力します

データに調整データを入力します

③調整データをもとにコンピューターで削りだします(CAD/CAM)

コンピューターで削りだします(CAD/CAM)

④最後に手作業で仕上げます

手作業よる最終仕上げを行う

良い点
厚みがあるのでコンフォートシューズと相性がよい
素材がEVAで弾力性・耐久性がある
硬度の組み合わせであらゆる足のトラブルに対応しやすい
(外反母趾・巻爪・リュウマチ・糖尿病・魚の目・タコ)
良くない点
価格2万円~
納期1~2週間 かかります

わかりやすく例えるなら、木彫りの熊・こけしを彫刻するようなものです。
製作工程も多く手間がかかります。
整形外科的知識と中敷作成技術・経験を必要とします。
足のトラブルのために、オーダーメイドのインソール考えてるならこちらのタイプをおすすめします
お気軽にご相談ください

※コンフォートシューズとセットでのご提案となります合計6万円前後(靴4万+オーダー中敷2万)

※伏見本店のみの対応です。(三条店ではオーダーインソールは対応していません)