こんにちは
行きたい所に行ける靴をナビゲートする
靴屋楽ちん代表 小林茂(トム)です
【マイナー映画を楽しむ】『ギフト 僕がきみに残せるもの』
先日の休みの日、映画館に行ってきました
ハリウッドの大作を大きな観客席で楽しい爽快な映画を観るのも好きですが
マイナー映画を「京都シネマ」のような小ホールで
シリアスな映画を観るのも嫌いではありません
今回は『ギフト 僕がきみに残せるもの』を観ました
あらずじ(京都シネマ パンフレットより)
元アメフト選手でスーパースターだったグリーソン
引退後に難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)を宣告される
その直後妻の妊娠が分かり、彼はまだ見ぬ息子にビデオ日記を
撮りはじめます。きれいごとではなく絶望と希望をありのままに
映したドキュメンタリー
シリアスで重い題材での映画であることは予想されましたが
予告や他の人の感想を読んで
これは見ておきべき映画だろうと判断して
足を運びました
観終わって感想
父と子(グリーソンの父とグリーソン)
父と子(グリーソンと息子)
家族・夫婦・育児・介護・難病・人間関係など
あらゆることを知る
人生のビデオ記録でした
今回の主役であるグリーソンは元アメリカンフットボールのスーパースターです
その、誰もが憧れる人が、だんだん人の助けを必要とする、普通の患者になっていく
映画で本人も言っていましたが
病気になった数年後、彼の活躍を記念として銅像が作られました
その記念式典に出席して、ヒーローである彼は大いに称えられ
大観衆の中で手を上げます
その数時間後、自分で排泄もできず、車いすに汚物まみれになる
この天と地ほどある、立ち位置のふり幅をコントロールするのが
大変であると・・・
彼は他の活動そして、自分と同じ難病ALSの患者のために
基金を設立して、車いすや器具が保険適応できるように
政府に働きかけることもしています
プライトの高いスーパースターが
知られたくないプライベートのすべてを
将来生まれてくる息子のためにさらけ出した
魂のビデオでした
最後に
映画を観ると、いろんな人の人生・考え方を知ることができます
万人向きではありません
みなさんにオススメとはいきませんが
私は観て知ることが多く
観ておくべき、知っておきべき映画と思いました
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あなたの観たい映画はなんですか?