こんにちは
行きたい所に行ける靴をナビゲートする
靴屋楽ちん トム こと 小林茂です
今回は業界でしか見られない、楽ちんでは毎日使用している
プロの道具を紹介したいと思います
こんな時に使用します
●外反母趾・開張足・ハンマートゥなどで足の変形がある場合
「親ゆび側面が当たって痛い」
「指先の甲面が当たって気になる」
●幅広・甲高の足で一般の靴がきゅうくつな場合
「横幅がせまい」「甲面が当たる」など
足にあうタイプの靴を選んでも、
(足のトラブルある方は)そのままではうまく履けないことが多く
部分的な調整が必要です
こんな時に、使用するのが下記の2点です
2つのストレッチャー
①ポイントストレッチャー(長さ40センチ 大きなペンチのような形)
一か所のポイントだけを延ばしたい時に使用する
つま先親指の爪が当たるときなどに使用 一晩、ポイントストレッチャーで挟んだままにしておく
②シューストレッチャー (本体・金型・パーツの3つから構成される)
横幅全体を延ばす場合
ゆび先・甲面を延ばす場合
のばす箇所が複数ある場合
楽ちんの履き合わせ・アフターフォロー
楽ちんでは当日の履き合わせの時もストレッチャーで革を柔らかくし、
少しでもはやく馴染みやすようにします
それでもまだ、気になる所(痛い・当たる・・)あれば
アフターフォローもしっかりと対応いたします
(お預かりして1週間じっくり延ばします)
ストレッチャーで未然に痛くなりそうな箇所を延ばします
少しでもスムースに慣れてもらえるように工夫します
例えるなら、プロの料理にの隠し味のようなものでしょうか
ちなみに
一般の靴屋ではこの道具はありません
同業のコンフォート店でもせいぜい1台・1本あるぐらいです
楽ちんは3台のシューストレッチャー・2本のポイントストレッヤー
を配備しています。ここまでそろえている店珍しいと思います
それだけ延ばしのお客様多いことと
少しでも延ばしのお預かり期間を早めたいからです
最後に
革靴をはじめて履く方へ
革靴は時間かけて、じっくりなじませるのが基本です
革靴初心者の方は、特になじませるまでの期間を十分にとりましょう
(2~3か月かけて少しづつ慣れていくように)
いろいろと慎重なアドバイスしました
でも、そんなに心配しなくても結構ですよ
1万に以上の足をみて、靴合わせしてきた経験あります
なじみやすいように私たちが調整しますので
安心してくださいね