こんにちは
靴屋楽ちん 代表 シゲ(小林茂)です
楽ちん寄席の『まくら』
先日、楽ちん寄席のお話です⇒(イベント報告 楽ちん寄席)
「まくら」で5分ほど話しました
『まくら』とは
落語は本題に入る前に
自己紹介や本題の説明などを
事前に話します
お客さんの気持ちをほぐすためにも大切だそうです
本題を演じるのも大変だったのですが
皆さんに楽ちん寄席が開催されるまでの経過を
いろいろと伝えたいと思い
たくさんの内容を考えていました
高座名の由来
高座名は「楽ちん亭おかき」
され、名前の由来(ちょっと大げさですが)とは・・
靴屋楽ちんですから「楽ちん亭」とすぐに納得すると思います
しかし、なぜ「おかき」と思われる方もあるとおもいます
理由は単純に私がおかきが好きだからなんです
自称、「おかき愛好家」です
おかき好きだけでなく、日々美味しいおかきがないかと
東京・大阪・神戸など出張の合間に
デパ地下・高級スーパーなどで日々探究しているんです
そして、私が日本一美味しいと思う揚げおかき(銀のこま・いぶし銀)を
楽ちん寄席のお土産に差し上げたんです
みなさんお楽しみに~
30数年経ちはじめての着物
本日の着物について
大学卒業して社会人になったころ
今から30数年前に、母が私のために着物を作ってくれたんです
それから月日は流れ、まったく袖を通す機会がありませんでした
今回、落語を通してはじめて着物を身につけることができ
嬉しく、特別のご縁を感じています
ちなみに、私の実家が呉服店
(伏見区納屋町商店街 小林呉服店)なんですよ
落語との接点
昨年春から、桂九雀師匠のもとでお稽古させてもらっています
それまでは、ほとんどプロの話をきいたことがありませんでした
私と「落語の接点」を考えたとき・・・・
遠い昔にありました
私の落語との接点は「よき聞かせ」だったんです
今から十数年前の子どもが保育園から小学校低学年のころ
寝しなにベッドにお横で本を読んでやったんですね
海外小説・日本小説・科学・神話・おとぎ話など
いろんなジャンルの本を読んでやりました
その中でダントツ人気だったのが落語の本だったんです
1話が5~10分で読めるんですが
読んでいる間、子供はクスクス笑いぱなしで
読み終えるころには、ころっと寝ているんですね
その時に、時代背景も何も知らない子供が
しっかりストーリーを理解してる「落語のパワー」
そして、私自身が読み手(演者)として
相手を笑わせる・楽しくさせることの喜びを
その時に感じたように思います
こんな内容を話しました
最後に
まくら(自己紹介)に力を入れ過ぎたようで
落語の本番、最初のセリフから
記憶が飛んでしまいました
今となっては、楽しい思い出です
何でも挑戦してみるものですね
お稽古はじめて9か月での初舞台
ほんと、貴重な経験ができました