【落語お稽古して経験できること】

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こんにちは

靴屋楽ちん マネージャーのシゲ(小林茂)です

【落語お稽古して経験できること】

桂九雀 師匠に指導いただいています

昨年の春から落語のお稽古はじめました

今まで、ほとんど接点がなかった落語ですが

習い始めるといろんなことが経験できます

気ついたことをあげてみました

「牛ほめ」から学んだこと

私の最初の演目「牛ほめ」なんですが、演目だけでも

たくさんの学びがあります

落語の話を聞かなけらば、おそらく一生知ることがなかったでしょう

日常では使われない内容がたくさんでできます

 

①日本の昔(江戸時代ごろ)の言葉を知ることができる

⚫️家のほめ方 家は総体桧つくり・天井は薩摩のうずら木目・

⚫️壁は砂ずり・畳は備後の五分縁・庭は御影石など

⚫️牛のほめ方 天角・地眼・一黒・鹿頭・耳小・歯違など

⚫️普請道楽(ふしんどうらく) 意味 家に大金をかけること

 

②歴史上人物を知る

菅原道真(将軍)・向井去来(俳人)・隠元禅師(僧侶)

 

③習わしを知る 神社こと

愛宕さんは火伏せの神さん(神社のお守り 火の用心のお守りとして知られる)

 

お稽古して学ぶこと

 

④座布団には前後があることを知る

上)前(縫い目なし)   下)ほかの三辺(縫い目あり)

 

日本様式の家で生活されているかたなら知っているかたも多いのですが

座布団の四辺のうち一辺だけ刺しゅうのない辺がありそれが正面(前)になります

 

ちなみに、寄席を見ていると自分の高座が終わると

次の出番の方のために座布団を表裏をひっくり返します

これは、生暖かい座布団に座ってもらうことを失礼と考えているからだそうです

この時も前の辺は変えずに、表裏をひっくり返します

 

⑤着物の着方を覚えられる

30年前に母が買ってくれた着物をきることに 練習で着てるところ  実家の小林呉服店にて

発表会では着物を着るので、当然、帯の結び方から着方

着物のたたみ方までを学ぶことになります

若い人は「足袋」を履いたこともないのでは

 

⑥日本の小道具を身につけることになる

落語の小道具 手ぬぐいと扇子

「日本手ぬぐい」・「扇子」を用意しました

私も「扇子」を箸に見立てて、うどんを食べる仕草をはやくやりたいですね〜

 

⑦親孝行できる?

「楽ちん寄席」で、人生はじめてお客さんの前で発表します

この時に、母を招待しています

きっと、息子の初舞台を喜んでくれるでしょう 笑

 

「楽ちん寄席」 お知らせ

いよいよ、1月31日(木)15時より

靴屋楽ちんにて「楽ちん寄席」を開催します

若干席がありますので、興味ある方は電話にて問い合わせください

木戸銭2000円(完全予約制)

電話075−646−3092

 

お稽古は大阪北浜まで通っています

行きたい所に行ける靴をあなたに!

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