【珠玉の言葉】お稽古の極意

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こんにちは

靴屋楽ちん マネージャーのシゲ(小林茂)です

 

小林会 楽しく貴重な時間

小林会メンバー  左から 浅田さん  九雀師匠  南草さん(本日お誕生日) 宮川さん(飲み屋の店主) 私

 

早いもので、今回6回目になります

小林会とは、桂九雀師匠と生徒さんと

落語マニアが集まる飲み会のことなんです

食事しながら

師匠の普段の生活スタイル、練習場所をきいたり

いろんな噺家さんの裏話をきいたり

各生徒さんの落語とのかかわりをきいたり

話が盛り上がり尽きません

3時間、ゆったり、楽しく過ごします

師匠がほろ酔いになったころに、とても貴重な言葉をいただきます

 

『なべや 吉富』では、試作品メニュー「炙りすき焼き」をいただきました

 

【珠玉の言葉】お稽古の極意

今回の珠玉のお言葉

「ほん(台本)は離れていくもの」

 

師匠

「今まで、老若男女たくさんの生徒さんを教えてきたけれど

この十年、落語が上手くなる人の特長がわかりました」

「それは、(セリフを)覚えようとしないこと

大人ほど覚えようとして、表現がおろそかになる」

「ほんの読み込みが一番大事なんですわ」

「回数読んでると自然と ほん(台本)は離れてきますね」

 

九雀師匠のお稽古 方法

一般的には、落語のお稽古は、師匠からの口伝えで教えてもらい

それを、メモにとりながら覚えていくものだそうです

九雀師匠の場合は特別で、演目ごとにはじめから台本を与えられ

一字一句セリフが決められています

(台本を)読みながら、意味を理解し、間の取り方・表情・しぐさ・声の抑揚

を身につけていくのです

 

はやく覚えようとすると、一連の表現がおろそかになること

「読み」の大切さを説かれたんですね

 

 

最後に

発表会にて、30年前に母からいただいた特注品(名前入り)の大島・羽織を着るのが楽しみです

 

今回の言葉は、お稽古の極意の中の極意なのではないかと思います

丁度、今の私が、覚えるのを優先するために

表現がおろそかになっていた時でした

来年1月14日(月祝)には人生初めての発表会があります

とっても勉強になりました

 

 

 

昨日より歩きたくなる私がいる

行きたい所に行ける靴をあなたに!

 

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