【師匠の教え】『少ない時ほど全力で』

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こんにちは

靴屋楽ちん マネージャー シゲです

【師匠の教え】『少ない時ほど全力で』

第4回小林会(別名 師匠を囲む会)

昨日は「第4回小林の会」でした

場所は北浜のよし富にて

※小林の会 (別名 『桂九雀 師匠を囲む飲み会』)

落語好き・人好き・酒好き、の集まりです

 

みなさん、話好き・聞き上手で会話が絶えることがなく

4時間があっというまに過ぎます

堅苦しい話は一切ないのですが

とっても心に残る、師匠の「珠玉の言葉」がありました

それが、『少ない時ほど全力で』

つまり、寄席のお客さんが少ない時ほど全力でいつも以上に取り組むということ

みんなで一升瓶あけました 半分以上が師匠かな

先週、動楽亭(寄席)のお客さんがひとりやったんです

私も噺家なって長いですが(お客さんが)3〜4人は何回かありましたけれど

ひとりは、はじめてした。もう貸切状態ですわ(笑)

こんな時こそ、気合入れていつも以上にがんばるんです

将棋界の話「相手にとって大事な試合こそ、いつも以上に気合を入れる」

それは、先人の教えを学んだからだそうです

将棋界での話なんです

昔、米長さんという若手棋士がいました(後に永世棋聖となる)

ある試合でのことです

本人にとっては勝敗がほとんど影響しない最終戦

ところが、対戦相手にとっては上のクラスに上がれるか否かの大一番

その当時は、そんな時はあまり頑張らずに相手に勝たせてやる風潮がありました

しかし、米長さんは、ど真剣に対戦して、とうとう相手に勝ったんですね

試合後のインタビューで

「相手にとって大事な試合こそ、こちらもいつも以上に気合を入れて対戦する」

ということを言われたそうです

 

 

その後、将棋界ではこの考えが習わしとなり

現在の将棋界においても、この考え方が踏襲されているそうです

 

 

師匠は将棋界での出来事から学び

自分の仕事の取り組む姿勢に結びつけられているんですね

そして、近年は若手の噺家さんにアドバイスされているそうです

(今の若いもんはお客さんが少ない時代を知らんから)

お客さんの多い時は自然と気合入るんやが、

少ない時は途端に気が抜ける奴がいるんで

この言葉を言ってあげるんです

とっても、ありがたい言葉ですね

 

販売業 ある言葉

我々販売業にも似たような言葉があります

「買わないお客様ほど大切に」

本日、決めきれずに帰るお客さんほど丁寧にフォローすること

私が新人時代、先輩から言われた言葉です

忘れていた「教え」ではないのですが

近年意識していたかと言われれば、どこか遠い世界に入っていたかも

先人の言葉から学び

後輩に伝えていきたいですね

 

最後に 小林会とは

よし富のオーナー宮川さん 獺祭(だっさい)を1本用意してもらいました

 

いや〜

小林会

半端ない

学び・気づきがある勉強会なんですね〜

宮川さんも愛用いただいてる レザースニーカー「トレア」

 

行きたいところに行ける靴をあなたに!

あなたのやりたいことは何ですか?

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