こんにちは
行きたい所に行ける靴をナビゲートする
靴屋楽ちん代表 小林茂(トム)です
「とにかく、痛みない靴が履きたい」
先日ご来店のお客様
70代男性 山本さん
幅広甲高で、デパートいってもなかなか合う靴がない
たまたま履ける靴が見つかると色違いで2足買うんです
今履いてる靴がうまく履けるから、ゴルフシューズだけど
普段用としても使ってます
左小指が曲がっていて、ここが当たって痛いので
とにかく、痛みのない靴がほしい
デザインは何でもよい、とにかく楽に履ける靴がほしい
楽ちんには「豊富な在庫」+「経験」があります
はじめから、かなり熱心に思いを訴えられます
今まで、相当苦労されていたようですね
なぜそんなことがわかるのか、そのご苦労は、足をみれば推測できます
私の頭中には千足の在庫データが入ってます
それでも、なかなか手ごわい雰囲気が・・・
「この足なら、これしかないな」と私が決断しました
そして、履き合わせをします
「あっ、これなら当たらない、痛くない、歩けるわ」
「これ、もらうわ」
「こんなに(痛みなく楽に)履けるのなかなか見つからないのよ」
「ほんま今日来てよかったは~」
私の判断
でも、すぐにお渡しはしません
ここで、安心しては行けません
お客さんは履けたことに感動して、すぐにほしいといわれます
しかし、私は冷静に靴の状態(革の張り具合)を見て
1週間あずかりしてからのお渡しすると判断しました
店頭で履く時間は、せいぜい5分から10分です
でも、普段の生活では靴は半日履くことは当たり前
そのあたりも、総合的に判断して納期を決ます
そして、1週間のあいだに使うのがこちらの機械【ストレッチャー】です
Yさんは左小指の変形と、側面にできたうおの目のため
それと、幅広・甲高なので
ピンポン玉くらいの大きさで半球状の金具と
甲高対応の金具を足型金具に連結させて延ばします
この足の状態なら、この靴でこの機械でこれくらい延ばすと
履けるようになる。ストレッチャーを使い続けてきた経験が
さいごに
楽ちんの「靴」は、それ自体はオリジナルではない(他店でも入手可能なものもある)ですが
お客さんが履きやすいように見えない所でいろいろと工夫しています
山本さんとはこれから何年も
何十年もお付き合いさせてもらえると思います
アフターフォロー(再調整・再延ばし・修理など)もしますから安心してください
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