こんにちは
行きたい所に行ける靴をアドバイスする
お母さん大好き
靴屋楽ちん 代表 トム こと 小林茂です
「雨で濡れた」革靴の対処法
梅雨の時期によくお問い合わせいただきます
お気に入りの革靴で外出したら突然の雨が
洋服・足元もびしょ濡れに・・・そんな経験あると思います
どうすればよいのでしょうか?
そんなに神経質になることはありません
意外に思うかもしれませんが、革はわりと水に強いものです
大雨の天気予報で履いて行くことはおすすめしませんが
普通の雨なら簡単なケアすれば全く問題ありませんよ
簡単3つのポイント (スムース革の場合)
①表面の水滴をふき取る
新聞紙を使用する時の注意
水濡れが強いときは、最初の60分だけ、新聞紙(キッチンペーパー)を靴中に入れて水分を吸収させます
あとは、かならず新聞紙を取り出して何も入れないこと
※新聞紙を入れそのまま放置すると、逆に湿った状態が続くのでよくありません
②通気性の良いところで乾燥させる
あくまでも自然乾燥を心がけて下さい
はやく乾燥させたいからといって、熱風ドライヤーは絶対ダメです
ひび割れの原因になりますから注意してください
③栄養クリームをぬる
雨の水分で革本来の油分が抜けていますので
乾いたら栄養補給のためクリームを塗ります
仕上げ より良くするためには
④防水スプレーをかける
汚れ防止にもなります、水の染み込みを少し防ぐことができます
⑤シューキーパーを使う
一連の作業、シューキーパーを入れておくと、履きシワが延ばされ靴型がキープします
おすすめケア用品
「スーツ・ドレス」を「ハンガー」にかけると同様に「靴」を
「シューキーパー」で型を整えることができるので
特に長時間仕事で使用させる方はおすすめしたいですね
その他 雨染みができた場合
雨染みは汚れ・汗が表面に浮き出来ている状態です
まず、靴全体を水洗いしましょう(もしくは、濡れタオルで全体を濡らす)
あとは、簡単3つのポイントの手順どおりです
最悪の方法(一番やってはならないこと)
一番やってはらならいこと、濡れたままの状態で放置することです
もうおわかりですよね、放置することは、靴の寿命を縮めることになります
じめじめ濡れた状態だとカビの原因になります
型崩れしたままになります
油分が放出されたままになります
革靴はたまにお手入れしながら上手に履けば5年以上使用できます
ひと手間をおしまず、「靴」を身体の一部だと思って愛用してみてください
今回は、一般的なスムース革についての対処法を案内しました
革の素材によってお手入れ方法がかわりますので
詳しくはスタッフまでお問い合わせください
行きたい所に行ける靴をあなたに!