こんにちは
行きたい所に行ける靴をナビゲートする
靴屋楽ちん 代表 トム こと小林茂です
第30回日本靴医学会 学術集会に参加してきました
日本靴医学会とは、医師が中心となり理学療法士、看護師、義肢装具士、靴製作者、
シューフィッターなどが集まり、『靴と足に関する医学的知識と技術の普及と進歩をはかり、
国民の健康の維持と増進を目的』として設立された学術団体です
毎年1回、開催されているので、今年で設立30年の歴史ある団体なんですね、
そして開催地が地元京都ということで、私はじめて参加しました
あらためて、
お客さん(患者さん)の足靴の環境改善のため
ドクター・義肢装具士・看護師・靴屋が連携する
必要性を感じました
私見ですが、ドクター・医療従事者の方が靴・インソールをとても熱心に研究され、
使用後の患者さんの評判も気にされる内容の講演発表を聞いて、
とても心強いなと思いました(正直今までは、ドクターで靴まで関心もってる方は少ない印象が強かったので)
ドクターの「靴」のアドバイスで多くの方が、病気を早期回復、悪化防止、また、予防できると思います
今回の集会で大御所2人に会うことができました
①足靴のドクターの重鎮 高倉義典先生
集会に参加して、通常ならお目にかかれない先生に会うことができました
足靴のドクターの重鎮、足の医学書のバイブルとも言える「足の臨床」の著者である高倉義典先生です
創業当時いつもこの本で勉強しました、いまでも欠かせない大切な本です
②ファッション靴の出版界の大御所 大谷知子さん
靴専門雑誌「シューフィル」を長年、編集&原稿作成されていた方です
「百靴辞典」(足靴に関する百科辞典) や「子供の靴はこんなに怖い」 の著者でもあります
今から15年前シューフィルの専門誌で、靴のファッション性・デザイン性を・ヨーロッパの靴のこだわり
などを感じたものです
なんと大谷さんと、懇親会の2次回でお話しする機会に恵まれました
いろんな、お話しきいて感動したのですが
一番印象深いのは
靴はやっぱり「セクシーさ」(美しさ)が必要であることを教えてもらいました
最後に 靴屋楽ちんの役割
1日講演をきいてみて、医学的な勉強は大切であると思いました
しかし、靴屋の役割、楽ちんしかできないものは何かを考えると
靴屋楽ちんの役割は、「快適」プラス「オシャレ」な靴の提供だと思います。
医学的な知識、整形外科的靴の知識も日々勉強しながらも、
「履くと心がウキウキする」オシャレな靴を提案していきたいと思います
行きたい所に行ける靴をあなたに!