【九雀寄席に「楽ちん亭おかき」出演】
こんにちは
靴屋楽ちん代表のシゲです
先日、船場九雀寄席に出演させてもらいました
その、ドキドキ体験をレポートします
とてもご縁のある所「よし富」
私が九雀師匠と出会うきっかけとなった場所が、北浜の「よし富」さん
よし富さんがなければ、九雀師匠と出会うこともなく
落語教室に通うことはなく
「楽ちん亭おかき」が誕生することもなかったんです(笑)

この縁のある店で「船場九雀寄席」の開催決定したんです
そして、突然に私が出演させてもらうことになりました
今まで、10回ほど演じたことはありますが
全て、身内関係のイベント(お稽古仲間の発表会・楽ちんのお客さん)です
今回は、勝手が違います
よし富さん主催のイベントで師匠を目当てに来られるお客さんがメインです
今までにないプレッシャー
今までなら、少しセリフを忘れてもご愛嬌ということで、許してもらえたけれど
今回は、プロのイベント、もし失敗した師匠の顔に泥を塗ることになるかも・・・
飲み屋のお客さんはどんな人たちだろう
私の落語が通じるのかな?
今までにない、プレッシャーがかかりました

いよいよ、当日
会場で待機している間、何かフワフワと宙に浮いた感覚がありました
「大丈夫かな・・・」不安な私
しかし、この場に及んで何もすることがありません

久しぶりに自分で着付けた着物、帯が少し緩いような
恥ずかしながら、師匠に帯をビシッと締め直してもらいました
すると、腹にほどよく力が入り、気持ちが落ち着いたんです
結果
(まだまだ、未熟なのは承知ですが)今までで一番の出来でした!
ほぼミスなく演じることができました
現在の私の実力ではこれが最高だと思います

楽ちん寄席(自店のお客さんにする落語)とは
また違う、別格の緊張を味わうことができました
終わった後は、少し放心状態でしたが
とても、心地よかったです
終わりに
貴重な機会を頂いた九雀師匠・よし富さんに感謝
そして、応援に来てくれた、お稽古仲間、友人の皆さん、ありがとうございます
今年は、私にとって還暦の節目の年でした
間違いなく、緊張ナンバーワンの出来事だったと思います

