【大人の遠足】『靴の工場見学』

こんにちは

靴屋楽ちん代表のシゲです

先日、おきゃくさまと一緒に

大人の遠足に行ってきました

そのときの様子、レポートします

大人の遠足 出発

ガイドの私は「旗」を用意 参加者に缶バッチ(手つくり)をつけてもらい、はや、遠足気分です

【大人の遠足】『靴の工場見学』

toitoitoi(カラーオーダーレザースニーカー)の工場見学に

神戸の新長田に行ってきました

会社前で記念撮影

会社の歴史を知る

学生の体育館シューズが発祥(現在もメインの事業)

阪神大震災時に会社が全焼し

大変なご苦労があったそうです

メーカーの岡さんが 会社の歴史を説明

道路の幅が広く、きれいに整備されているこの地域一帯(新長田駅のJR線の北側)は

当時の災害で、全焼・倒壊したから開発できたとも言えるんですね

 

JR線南側は、災害から免れたので

昔からの、密集した住宅地が残っていました

 

いよいよ、工場へ

一足のtoitoiを作るのに、約40個の金型を使い革を裁断し

100ほどのパーツを縫製・接着して作成されます 

牛一頭からは、toitoitoiなら9〜10足ほどしか作れないそうです

金型の種類と多さに圧倒されます 革一枚(220デシ)を持ちながら

 「機械だけでなく、職人さんがひとつひとつ手作業でする工程が多くて見応えがありました」

「こんな手間ひまかけて作られてるなんて感動しました」

「これからはもっと、愛情込めてお手入れします」

「次はこの革(色)で作りたい」

など多くの感想をきただきました

パーツの接着をひとつずつ手作業でしている
アッパー(靴の表面)の形を整えるため木型をいれている ⇨ その後、2時間ヒーター内で熱しながら成型する
アッパーのふちを削っている(バフかけ) ソール(靴底)とアッパー(靴の表面)を接着しやすくするための準備

ランチ テールスープ

ランチは工場近くの名物「テールスープ定食」をいただきました

はじめから、終わりまで、牛づしのイベントでした 

地元で超人気の「テールスープ」

ランチの後は長田の名所 鉄人28号の像へ

お決まりのポーズでパチリ

鉄人28号と男性陣

掘り出しもの

メーカーさんにくると

できるだけ、倉庫をみせてもらいます

理由は掘り出し物の「革」を探すため

toitotitoi専用の革を確保してもらっています

toitoiotoiはいっそくづつつくるので少量の革でも利用できるのです

倉庫に眠っている、魅力的な色・柄物の革を探します

ある意味、お宝さがしみたいででワクワクします

リコさんが宝探しに夢中です

今回も、お宝ゲットできましたので

新しい「革」での作成もできるようになります

ますます、バリエーションが増え

選ぶのが楽しくなりますよ

 

終わりに

物が作られる工程を知ることは

その物を理解するのにとても役立ちます

例えば、田植えや稲刈りして、米の価値(有り難み)を感じるように

今回の、工場見学をして、靴の価値(有り難み)を知ることができました

本日の足元はこちら

今回の工場見学で知らないことがたくさんありました

靴業界30年の私は、ある程度はしっているとおもっていた私ですが

私自身も改めて、知ることがたくさんありました

今回参加の皆さんは、たくさんのことを知ることが出来たんではないでしょうか

電車内でもtoitoitoiがならべば、足元が目立ちます
今回の為に「旗」を用意。張り切って先導する私でした(笑)

大人の遠足やってよかった!

ご参加いただいたみなさんありがとうございました!

行きたいところにいける靴をあなたに!

toitoitoi(トイトイトイ) カラーオーダーレザースニーカー

⇨ 動画 旅にあわせてtoitoitoiをつくってみた

⇨ 動画 toitoitoiの制作秘話 ~18分「対談」 18分30秒から「工場」