パンプスを履いて腰痛になってしまうのはなぜ?
台風の影響で不安定な天気が続くようですね。
どうかこのまま静かに過ぎ去ってくれるといいのですが。
こんにちは。
足元から健康とお洒落をトータルでコーディネートするシューズスタイリストのリコです。
先日のこと、
9月に参加するファッションショーで ご一緒するウォーキングレッスン仲間さんがお店にきてくれました。
ウォーキングレッスンの時に、
ずっと履いていなかったパンプスを履いて、
足がちぎれそうに痛かったのと、レッスン後に腰が痛くなってしまったそうです。
そんなことがあり、
速攻で靴 変えないとー!! って思って、飛んで来てくれたようです。
私も先日レッスンに参加して、
ヒールの高いパンプスを履いて歩くだけでも筋トレしてるみたいでした。
どんなに安定するように作られていても、ヒールの低いものに比べると不安定だし。
やっぱり自分の筋肉や骨格バランスが整っていないと、美しくは歩けないと感じました。
【足のアーチには衝撃を吸収するという役割がある】
ご存知ですか?
私たちは何も考えずに歩いていますが、
自分の足を下ろした時に地面にかけた衝撃の3倍の力が体に跳ね返ってくると言われています。
この衝撃を吸収してくれるのが足のアーチなんです。
だからアーチの状態が崩れていると、衝撃吸収ができず膝や腰の痛みにつながっていくこともあるのです。
ヒールの素材によって衝撃を吸収してくれるもの、あまり吸収出来ないものがあります。
歩いたときにカツンカツンと音が響く靴を履いている人を見ると、私は将来この人の膝や腰は大丈夫だろうかと勝手に心配してしまいます。
今回慌てて来てくださったレッスン仲間さん。
普段からヒールの高い靴を履くことのない彼女にとって、
履きなれないパンプスでのモデルウォーキングはかなり大変だったと思います。
足を測定してみると、案の定 扁平足でアーチが低下している状態でした。
レッスンで歩いただけで腰が痛くなってしまうの納得してしまう足の状態でした。
なかなかパンプス選びが難しい足をされていましたが、なんとかレースアップでフィットさせられるパンプスが見つかりホッとしました。
今後はウォーキングも初めたいという希望もあり、
普段に履くための靴も試着されました。
履いてみたら「今までの靴は何やったんーーーー!!」っと
そのはき心地に驚きの声を隠せない様子 笑
こんな風に普段に安心して歩く靴を履いていると、自然と楽なので歩く距離が増えます。
歩くうちに筋肉が鍛えられたり、アーチの状態が変わってくると体の下地が整ってきます。
そして、
ココ一番の時には勝負靴である美しいパンプスを履きたい時に履いてもらう。
というのが一番理想的です。
体を整える靴とおしゃれ靴
上手く使い分けて、かしこく楽しんでくださいね♪
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